【育児】我慢とは自分をコントロールすること?その影響力は?我慢はいつから身につく?

我慢の出来る子に!我慢はいつから身につく?

今回のテーマである「我慢」。

言葉だけ聞くと、「忍耐」や「辛抱」などといったネガティブな印象を抱きやすいですが、育児目線からお伝えしたい「我慢」は、自分の気持ちをコントロールする力を身につけることです。

なので、理不尽に諦めたり、耐えたり、辛抱するということではありません。

 

さて、この「我慢」を覚え始めるタイミングは、目安として3歳頃からです。

この頃は、世の中のいろんなことに興味を持ち始める時です。興味・関心を持つことは、子供がぐんぐん成長している証ですので、そのこと自体は我慢をさせる必要がありません。

その中で、ご家庭や社会のルールを守らせることが「我慢」につながります。

 

たとえば…

・お友達の遊んでいるおもちゃで遊びたくなって奪い取ってしまった
→「順番」というルールを守る「我慢」。

・楽しくてついつい声が大きくなってしまった
→「公共の場では騒がない」という社会ルールを守る「我慢」。

これで良いのです。

 

そして、子供がこういった行動を取ってしまった時に、とっさに「ダメ!」と言ってしまいがちです(私もです…)が、後付けフォローでも良いので、しっかりと「ダメな理由」を説明しましょう。

・遊びたかったんだね。じゃー〇〇くんが遊ぶの終わったら、遊ぼうね

・楽しいね。でもね、たくさん人がいるから、少しだけ小さい声でお話しようね。

などと、子供の気持ちを理解し受け止めてから、我慢しなければいけない理由を説明してあげます。

 

自分の気持ち優先ではなく、周りの人間(お友達)の気持ちを考えたり、周囲に迷惑をかけないためにどうすれば良いか、また、その時に自分の気持ちの整理をいかに上手に処理できるか、という気持ちのコントロールが上手に出来ることを身につける必要があります。

 

むずかしいことは何もありません。こういった日々の積み重ねで良いのです。

ずっと子供のままでいるわけでなく、いずれは大人になって社会の中で生きていかなければいけません。その時に、社会のルールを理解しその中で生きていく術を、身につけているだけのことです。

 

絶対にルールは守ってほしい!

親の諦めは子供が「悪知恵」を身につける!

 

ここで、ひとつの例え話をご紹介します。

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Aちゃんとお母さんは、スーパーにお買い物に来ました。

お店に入るとAちゃんは走り出し、お菓子売り場に一目散。

お目当てのお菓子を見つけては、走ってお母さんのところに戻ってきました。

お母さんは「昨日も買ったでしょ。今日はダメよ」と言いましたが、Aちゃんは、どうしても買ってほしくて、大声で泣き始めました。

お母さんは、大声で泣いている娘が恥ずかしくて仕方なく買ってあげることにしました。

 

後日、Aちゃんとお母さんはスーパーへ。

Aちゃんは、この日もお菓子を買ってほしいとおねだり。

お母さんは「この前「今日だけだよ」といったでしょ」と買わないことを告げると、Aちゃんはまた大声で泣き始め寝転がって暴れだしました。

このままでは、お店に迷惑がかかると思い、「本当にもう買わないからね」と言いつつ、買ってあげることにしました。

 

さらに後日。同じようにふたりでスーパーへ。

またまたAちゃんはお菓子をおねだり。やっぱりお母さんに「ダメ」と言われたけど、どうしても欲しかったので、勝手に自分のカバンに入れてしまいました。

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このお話のAちゃんは、幼児を想定して書いていますが、私が実際に伺ったお話の登場人物は「中学生」です。

そして、就学前相談にいらしていただいた教諭の先生は、その「中学生」になんで同じことを繰り返すのか、聞いた時、

 

「お母さんは、私が何をしても結局は買ってくれる」

 

といったそうです。

「私が何(犯罪)をしても、親は絶対許して(尻ぬぐいして)くれる」という、悪知恵だけが巧妙的に成長していくそうです。

その場しのぎの嘘や、一時的な対応だったとしても、繰り返されることで、「どうすれば自分の欲求を満たすことができるか」という悪知恵が身についてしまうと、とても厄介だと思いました。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「その子の性格」では済まされない、とても重要な精神的スキルだと思います。

我慢(気持ちのコントロール)が出来るか出来ないかで、学力面での影響も大きく、将来的にも、ストレスに強い良好な人間関係を築くことができるそうです。

本当にむずかしいことではありません。社会のルールの中で一般常識を教える…ことと同じです。逆に言えば、それほど当たり前にできなければいけないこと、ということですね。

 

一緒に子育て頑張りましょう!

 


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